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翔鶴琳派華苑図

152-756CE

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京都の伝統を継承している京手描友禅工房の関谷染色、伝統工芸士と共同制作し、琳派調の意匠を手描き友禅と素描き友禅の二つの技法を使って今迄にない花嫁衣裳を制作。琳派調の花々は糸目友禅で繊細に、対して鶴は熟練した職人のみが成し得る素描友禅でのびやかに舞飛び、技法の重なりが奥行きを生み出します。そしてその意匠をこれ以上なく引き立てるのは関谷染色の独自の色遣い。花々の明るい色、流水のしっとりとした色、華やかで明るく、しかし格調高くどこまでも深く…。その美しさは幾度眺めても飽きることなく日本と和装における色彩の豊かさを感じさせます。職人の高齢化が進む中、無くなりつつある匠の技を駆使した逸品です。

[ 組織、技法 ]

京都の伝統を継承している京手描友禅工房の関谷染色、伝統工芸士と共同制作し、琳派調の意匠を手描き友禅と素描き友禅の二つの技法を使って今迄にない花嫁衣裳を制作。琳派調の花々は糸目友禅で繊細に、対して鶴は熟練した職人のみが成し得る素描友禅でのびやかに舞飛び、技法の重なりが奥行きを生み出します。そしてその意匠をこれ以上なく引き立てるのは関谷染色の独自の色遣い。花々の明るい色、流水のしっとりとした色、華やかで明るく、しかし格調高くどこまでも深く…。その美しさは幾度眺めても飽きることなく日本と和装における色彩の豊かさを感じさせます。職人の高齢化が進む中、無くなりつつある匠の技を駆使した逸品です。

[ 文様の意味 ]

牡丹/富貴、百花の王。鶴/一品鳥とも呼ばれる吉祥文様の代表格。平安時代から長寿の象徴とされ、瑞鳥とされる。流水/生命の根源、桜/生命が芽吹く春の訪れに咲くことから、おめでたい雰囲気を感じさせる。また、ほぼ一斉に花を咲かせることから、豊かさや繁栄の意味合いも。菖蒲/魔除け、長寿。まっすぐに伸びた香りの良い葉が、魔を打ち払う剣に見立てられる。芙蓉/芙は富と、蓉は栄と同音というところから「富み栄える」

[ その他 ]

(コンセプト) 創業1897年の京手描友禅工房の関谷染色と共に制作。歴史と伝統を継承し現在では糸目友禅以外にも素描やローケツ染めなどの分野にも裾野を広げる老舗工房の高い技術力を用いて、『着物は世界一の民族衣装』という日本が古来より持つ「美しさ」を改めて希求する1枚を制作した。