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桜橋に花筏 (さくらばしにはないかだ)

110-576R

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何色もの糸を用い、美しい重なりを表現した爛漫の枝垂桜が咲き誇る傍には衣裳全面に橋がかかり、そのたもとにはたおやかに流れる水に花筏が浮かぶ、日本の美しい情景を切り取ったかのような一枚。1枚絵のような意匠を可能にする、総絵羽織物ならではの魅力がふんだんに表現されています。桜は人生の春、富貴を表す牡丹、また延命長寿の瑞鳥である鶴をあしらい格調高くも、新郎新婦を繋ぐかのような大きく架かる橋には疋田をあしらい重くなりすぎない印象に。和の伝統美と愛らしさの調和が光る打掛です。