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瑞祥花車文 (ずいしょうはなぐるまもん)

110-550C

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御所車は貴族の乗り物であり、雅なその雰囲気から古典柄の打掛に欠かせない、魅力あるモチーフとして登場する吉祥文様の一つです。周りの小付けの花々の菊、撫子、桔梗などの秋草は「古今和歌集」や「万葉集」に詠まれていて古代より愛されてきました。その上を「千年生きる」と呼ばれている瑞鳥、鶴が優雅に飛び舞い、眼下には、こぼれんばかりに満開の牡丹や大輪の菊の花を乗せた花車が画面に奥行き、広がりを持たせ、その大胆な柄行が見る角度よっていろんな表情を見せてくれます。また花車は幸福を運んでくるともいわれ、晴れの日を迎えるにふさわしい打掛です。

[ 組織、技法 ]

御所車は貴族の乗り物であり、雅なその雰囲気から古典柄の打掛に欠かせない、魅力あるモチーフとして登場する吉祥文様の一つです。周りの小付けの花々の菊、撫子、桔梗などの秋草は「古今和歌集」や「万葉集」に詠まれていて古代より愛されてきました。その上を「千年生きる」と呼ばれている瑞鳥、鶴が優雅に飛び舞い、眼下には、こぼれんばかりに満開の牡丹や大輪の菊の花を乗せた花車が画面に奥行き、広がりを持たせ、その大胆な柄行が見る角度よっていろんな表情を見せてくれます。また花車は幸福を運んでくるともいわれ、晴れの日を迎えるにふさわしい打掛です。

[ 文様の意味 ]

花車・御所車/富、豊かさ、優雅。牡丹/美、富貴。松/忍耐、不老不死。梅/忍耐、美、子孫繁栄。菊/延命長寿。水仙/知性美。撫子/笑顔、優美。桔梗/誠実、気品。鶴/長寿、夫婦円満。