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麗(レイ)

150-323A

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愛と喜び、美と純潔の象徴として様々な装飾に用いられている薔薇をブーケにし、大胆に配しました。エレガントでロマンティックな風情が漂います。色彩はソフトで控えめながら、ポイントにスワロフスキーをふんだんにあしらい、花びらに露が輝くようなイメージで仕上げました。薔薇の文様が織でありながら途切れず、美しい花嫁姿を映し出す、大変手間の掛かった緞子織打掛です。

[ 組織、技法 ]

愛と喜び、美と純潔の象徴として様々な装飾に用いられている薔薇をブーケにし、大胆に配しました。エレガントでロマンティックな風情が漂います。色彩はソフトで控えめながら、ポイントにスワロフスキーをふんだんにあしらい、花びらに露が輝くようなイメージで仕上げました。薔薇の文様が織でありながら途切れず、美しい花嫁姿を映し出す、大変手間の掛かった緞子織打掛です。

[ 文様の意味 ]

薔薇の伝説はギリシャ神話に始まり、最初に薔薇の花を捧げたのは愛と美の女神ヴィーナス。それ以降、愛と喜び、美と純潔の象徴として、さまざまな装飾に用いられてきた。日本でも古くから存在し、別名を「長春花」(ちょうしゅんか)ともいい、長く美しさを保って咲き続ける姿から吉祥の意味合いを持つとされる。

[ その他 ]

●コンセプト 地空きを広くすることで柄をより一層際立たせており、無地場にはたたきを入れ、着用した際に陰影が出て単調さを感じさせない仕上がりにした。 織の薔薇にスワロフスキーを乗せるという加工で、見た目の豪華さと、情景にストーリーを生みだしている。現代の花嫁様よりご要望の多い色を取り入れて、従来の古典とは違う新感覚の配色にしている。柄は織でありながら絵羽で柄を合わせ、特に胸元の薔薇の花が途切れずに美しく映えている。